小児歯科

小児の歯科治療と成人の歯科治療では根本的な違いはありません。
痛くしない、怖がらせないなどの基本的な事柄は、成人も小児も変わりありません。

 

では何が違うのか？

 

小児の患者様と成人の患者様では本人の意識や経験に違いがあるのです。

 

お子様の治療に際しまして、パレット歯科クリニックではお子様とのコミニュケーション、安全性を重要視しております。

 

成人の方の治療では、クリニックに来院された際、ある程度の覚悟を持っていらっしゃっていると思いますが、子供はそうではありません。
歯科治療が初めてのお子様でしたら尚更の事です。

 

お子様の治療への慣れは個人差がとてもありますので、当クリニックでは、その子その子の状態に合わせた治療プランを提案させて頂きます。

 

 

 

また、お子様の普段の口腔ケアは、お母さま、お父さまによるものになりますので、右の写真のように保護者さまの普段の歯ブラシ状態を拝見させて頂きます。

 

そしてなぜ疾患が発生してしまったのかを一緒に考えて頂き、その後、私どもスタッフと一緒になってお子様の日々の口腔ケアの手助けをして頂きたいと思います。

 

 

 

 

●表面麻酔

 

麻酔前に粘膜表面を麻酔する事により、針を刺した時の痛みを軽減できます。

 

当院ではお子さまの好きなソーダ味の表面麻酔を使用しています。

 

 

●電動注射器　

ゆっくりと麻酔薬を粘膜下に浸潤させる事により、痛みを軽減できます。

 

視覚的にも注射器の形ではありませんので、歯科治療の苦手な方や歯科治療に慣れていないお子さまの恐怖心を軽減することもできます。

 

 

●注射針

細い針を使用する事により、痛みを軽減できます。

 

当院では4種類の注射針を症例によって使い分けております。

 

 

●カートリッジ保温機　

麻酔薬を事前に体温と同等の温度に温める事により、麻酔薬を注入する時の温度差による痛みを軽減できます。

 

当院ではみなさまの一番嫌な麻酔の作業を上記のような方法により時間をかけてなるべく痛くないよう行なっております。

 

 

●ラバーダム

ラバーダムを行う事により、お子様の口腔内への薬剤の混入、唾液の侵入がＮＧとなる神経の断髄処置時における唾液の流入防止、お子様が不意に舌を出してしまった時に起こりうる危険も回避でき、安全な状態で治療を行う事ができますので、パレット歯科クリニックではお子様の治療では必ずこのようにラバーダム処置を行っております。

 

 

※ラバーダムを歯に掛けるに当たり、治療後麻酔が切れた頃に若干歯ぐきに違和感が出る時がありますが、すぐに戻りますのでご安心下さい。

 

 

 

 

初めての歯科治療を当クリニックにて受診された女の子です。

初めての治療で初めは緊張していましたが、このようにラバーダムもしっかりと掛け、麻酔も行い、虫歯の治療も終始おりこうに出来ました♪

 

 

 

 

 

また、パレット歯科クリニックでは、虫歯の検診については、お子様でも乳歯列の完成した状態であれば必ずレントゲン検査を行っております。

 

初期～中期の隣接面（歯と歯の間）からの虫歯は健全な部分が厚いため、単に上から目で見るだけでは確認できず、レントゲンを撮らないと分からないからです。

 

 

 

 

 

 

「歯科検診で虫歯が見つかって歯医者さんに行ったら虫歯がもっと見つかった」という話を聞いたことはありませんか？

実際、歯科検診はスクリーニング検査であり虫歯を見つけに伺っているわけではありません。

 

レントゲン検査無しでは専門家と言えども、見えない歯と歯の間の虫歯の確実な診断は絶対にできないのです。